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女座公演作品について
『炎のシグナル』とは…
当劇団の団長である井口俊司先生が、
伊都高校在任中(1980年代)に執筆されたものです。
当時この作品は、県大会・近畿大会で最優秀賞を獲得し、
全国高等学校演劇大会にて上演されました。
「高校演劇戯曲選15」に掲載されており、
時代を経てもなお、様々な場所で上演されています。
舞台は日本
人間により引き起こされた大気汚染 環境破壊により
動植物の住めなくなった世界
その日本で二羽のスズメ チュン太とチュン吉は
苛酷な環境に耐えて生きていた
花や動物がたくさんの楽園にするために
土を探し、種を蒔き、水を与える
たとえ何年も芽が出なくとも 決してあきらめない
いつか 真っ赤な花を咲かせるために 。
ある時 そこへ二羽のつばめが現れて・・・
本作は小さきものたちが奮闘しつつ、
手を取り合い頑張る姿が描かれています。
そして、
「我々が住むこの地球は、人間だけのものではない」
ということを、まざまざと思い知らされる作品です。
”いかに自分らしく、信念と共に生きるのか ”
作品を通して、皆自分自身を振り返りながら
公演に向けて取り組んでいます。
今回の「劇団版炎のシグナル」は、
団長の手により新たに現代版として
書き直された作品です。
見た人の心を打ち、勇気づけるものを作りたい!
男座女座の真骨頂をお見せしたいと思います。
公演の際は、是非足をお運びください
「高校演劇戯曲選15」
1986年6月5日第一刷発行
発行者 石原直也
発行所 晩成書房
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